番組司会に学ぶファシリテーション力向上セミナー


西武文理大学で「ファシリテーション」を学ぶ講義を開催しました。詳細はこちらから


職場や学校で誰もが参加することがある「会議」。あなたは会議に参加した際に、以下のような悩みを感じたことはありませんか。

・「会議で活発な意見が出ない」
・「会議の場で決まったことなのに、メンバーがなかなか実行に移せない」

価値観の多様化が進む中、会議に参加するメンバーの意見をスムーズに引き出し、建設的なまとめに導く「ファシリテーション」のスキルが注目を集めています。

・企業や団体内での各種会議
・住民説明会やワークショップなどの自治体業務
・生徒や学生同士の討論など教育現場

上記の場面でファシリテーションのスキルを活用することで、会議や討論の効果を何倍にも高めることができます。昨今リモートワークの導入が進みオンライン会議の機会も増えており、今誰もが習得すべき必須のスキルとなりつつあります。

役割

セミナーの特色 番組司会と共通するファシリテーション

このファシリテーションですが、実は番組司会と共通する点が多くあります。NHK財団放送研修センター・ことばコミュニケーションセンターには、経験豊富なアナウンサーが多数在籍しています。アナウンサーは番組司会を行う際に、以下の準備を行います。
・出演者がどんな専門性を持っているのか、
 どういったことに詳しいのか事前に情報を集める
・司会者自身も情報を収集し、多角的に意見を想定しておく
・番組全体の流れを理解する。当日はそれに沿いつつ臨機応変に進行する

これらは会議や討論を円滑に進めるうえでも、重要なポイントです。


本セミナーでは、NHK「日本の、これから」など討論番組の司会を数多く担当した三宅民夫アナウンサーが監修し、その豊富な経験を元にカリキュラムを作成。「ファシリテーション」を、実習を交え実践的に学ぶことができます。


【特別企画】三宅民夫アナウンサーに聞く円滑な会議の進行術 詳細はこちら



【カリキュラム例】

■「わかりやすく伝える」
  声の高低、スピード、間
  情報整理の仕方
■「話をしっかり聴き取る」
  相手が話したいことを的確に聞き出す
  アクティブ・リスニング(「ミラーリング」「オウム返し」など)
■「ファシリテーション」
  必要な事前準備
  ファシリテーターの役割 ~論点整理と感情コントロール~
  多様な意見を引き出すには
  一人一人の心構え
  議論の「見える化」
  合意形成のために


ファシリテーションを意識し参加者の納得感を高めることが、会議や討論の効果を何倍にも高める秘訣です。ファシリテーションを取り入れることで、明日からの会議をさらに有意義な時間に変えましょう。


企業や団体、自治体、大学や高校への出張セミナーも開催可能です。 問い合わせフォームより、ご相談ください。