西武文理大学で「ファシリテーション」を学ぶ講義を開催

社会で役立つ「プレゼンテーション」「傾聴」「ファシリテーション」を大学生が学ぶ

講師:羽塚由エグゼクティブアナウンサー(NHK放送研修センター)


 NHK放送研修センターでは、2022年11月7日(月)に西武文理大学サービス経営学部(埼玉県狭山市)の「マスコミ論」で、およそ20人の大学生に対し、「わかりやすく話す・しっかり聴く~プレゼン・傾聴、そしてファシリテーション~」の講義を行いました。

●わかりやすく話すための”ことばの設計図”
 講義では、羽塚エグゼクティブアナウンサーがわかりやすく話すためのポイントとして、話しことばの特性を理解することが大切であると指摘。「まず結論を述べ、短い文章で説明を加えていく『ことばの設計図』を描きながら説明を進めていくと、聞いている人が理解しやすい」とポイントを伝えました。


●「心理的安全性」を高める聴き方
  また聴き方として「話す人の『心理的安全性』を高めるためにリアクションをうまく行うことが大切である」と紹介。▼相手と同じ表情をして親密感を高める「ミラーリング」や▼相手の発言を繰り返す「オウム返し」を行うことにより安心感を高められることを説明しました。またリモートワークなどで機会が増えたオンライン会議では、視線をカメラに合わせたり顔が明るく見えるよう光の当たり方を工夫したりするといった点に注目することにより、話し手が話しやすくなることを伝えました。

●会議で意見を引き出し納得感が高まる「ファシリテーション」

 ファシリテーターとしてこれらのポイントを活かしつつ、話の流れを事前に想定。さらに意見・アイデアを引き出す「発散」や引き出した意見を絞り込んでいく「収束」を繰り返しながら議論を進めていくことが、ファシリテーションのスキルであると紹介しました。これにより会議の参加者の議論が積み重なり納得感が高められ、個人では思いつかないような「集合知」を生み出すことができると、ファシリテーションの意義を説明しました。


 このあと学生は「SNSとどう付き合うべきか」について、グループに分かれてディスカッションを実施。ファシリテーションを実際に体験しながら、その重要性を学んでいました。

生徒

生徒と講師


講義を受講した学生からの意見・コメント
「簡単なようで簡単ではないスキルばかりで、今後の生活に必ず行かせるものばかりだと感じた」
「就職活動でグループディスカッションや面接の機会があるが、ファシリテーションの進め方や話し方・聞き方など役立つ話が聞けた」
「日常生活にも応用していきたい」


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