放送人養成塾とは?
東京世田谷区砧にあるNHK放送研修センターの、とある研修室。
「事実と真実って、どう違うのですか」
「プライバシーはどこまで放送できるのですか、それはなぜ放送できたのですか」
「報道の中立性って一体何なんですか、本当の特ダネとは何ですか」
「ドキュメンタリーにおける演出って何ですか、ドキュメンタリーに演出ってあるのですか、“やらせ”とどう違うのですか」
「苦しい葛藤をどのようにして乗り越えていったのですか」
ジャーナリストを目指す学生や若い社会人からとぶ鋭い質問と、時には毅然とした態度で、時には苦渋に満ちた面持ちで答えるNHKのプロデューサー、ディレクター、それに記者。時が経つのも忘れ、講義の終了時刻を過ぎても世代を越え緊迫した討議が続く…。
放送人養成塾の「ニュース取材課程」と「ドキュメンタリー課程」は、毎年2月と8月に開催しています。
放送ジャーナリストを目指す若者に「テレビの本質・映像ジャーナリズムの原点」を学んでもらい、プロの「志」を伝えたい、との思いから1997年(平成9年)3月に、就職対策講座とは一線を画す、「放送人養成塾」をスタートさせました。
記者・取材カメラマン希望者には「ニュース取材課程」、番組制作希望者には「ドキュメンタリー課程」を設け、2012年(平成24年)2月期で「ニュース取材課程」は29回を、「ドキュメンタリー課程」は31回を重ねています。首都圏だけでなく全国各地から参加があり、すでに1,647人の「塾生」が巣立っていきました。今では、放送、新聞、出版界だけでなく各界で幅広く活躍しています。
明日の放送界を担うジャーナリストを一人でも多く育てようとのNHK放送研修センターの熱い思いと、多忙なスケジュールをやりくりしてでも、広く真のジャーナリストを育てたいと願う講師陣の熱意がこの講座を支えています。毎回、この講座の受講生たちも、受講後の感想で、一様に新鮮な驚きを寄せており、「放送人養成塾」の事務局では、こうした受講生の 声を背に、講座内容をより一層充実させ、みなさんの 期待に応えていきたいと考えています。
開講予定